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学園物えっち短編集
第4章 彼とあなたと私
休憩時間になると私は急いでみんなに飲み物を配る。
雅也先輩にも飲み物を渡すと一口飲んで立ち上がった。
「…愛美。ちょっと来い」
「はい…?」
雅也先輩は水道の方に向かった。
するとギャラリーにいた女の子達が集まって来る。
「雅也君ー!タオル使ってぇ」
「私の使ってください!」
「……」
雅也先輩は女の子達に見向きもせず差し出されたタオルを払いのけて行った。
雅也先輩の反応はいつもこんな感じみたいで女の子達もしつこくは追い掛けて来なかった。
「雅也先輩?」
「……戻ったら他の部員いる前でおしっこ漏らせよ」
「え…そんなの…」
「オムツつけてんだろ?部活終わったら取り替えてやるよ」
「……はうぅ」
そう言われて部員のいるグラウンドに戻る。
「愛美ちゃんーテーピング出してもらっていい?」
「あ、俺の分もよろしく」
「はぁい」
このタイミングで…?
みんな集まってるのに…臭いとかでバレちゃうよぉ…。
雅也先輩見てる…出来ないよぉ。
「……隼人」
「はい!」
「…昨日部室にTシャツ忘れていったよな」
「あ!部室にありました!?どうりでなかったと思いました」
「愛美が…」
「雅也先輩ッ!あのッ…その…えっと…」
おしっこしないから昨日の事言われちゃうよぉ…。
止めようと思ったけどどうする事も出来ない。
大きな声出したからみんなに注目されてしまった。
今…おしっこしないとみんなの前でバラされちゃう。
普通にしてたらわからないよね…
私は思い切ってその場でおしっこをした。
「…ふぅッ…」
やだ…恥ずかしいよぉ…
「愛美?どうかした?」
「あのッ…その…」
止まらない…どうしよう…オムツから溢れちゃったら…。
「……隼人のTシャツ愛美が届けてくれた。後で返す」
「あぁ!そうだったんだ!愛美、ありがとな!」
「ううん!全然…」
助かったぁ…
雅也先輩の言うとおりにしないと…バラされちゃうよぉ…。