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学園物えっち短編集
第6章 後輩君
放課後。
今日は部活がお休みだったのでクラスの子達と駅前でケーキを食べたりカラオケに行ったりして過ごした。
遅くなる前に帰ろうとすると部室に忘れ物をしていた事に気がついて遠回りになっちゃうけど仕方なく学校に戻ることにした。
学校に戻るとまだ運動部の人達が練習をしている。
頑張ってるなぁ…
体育館の前を通って部室に行こうとすると体育館の電気がついていた。
今日は同好会の人達が使ってたからもう終わってるはずなんだけどなぁ…?消し忘れちゃったのかな?
中を覗くと、なんと朔君が練習をしていた。
「あ!朔君だぁ…自主練?」
「え…桃!何で!?」
「忘れ物取りに来たんだぁ」
「うわー…自主練見られるとかかっこわりぃ…」
「へ?なんでぇ?頑張ってるのにかっこ悪くないよ?」
朔君はボールを片付け始めてしまった。
「いつの間にか上手くなってるって思われたかったんだよ」
「あれ?練習終わるの?」
「桃の事送るから練習もういい」
「あ…大丈夫だよぉ…私邪魔しないように先に帰るから練習してて?」
「もう暗いから一人で帰んな!送らせろよ!」
朔君はそう言って部室に入っていった。
それに続いて私も部室の中に入った。