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第10章 龍ちゃんの豹変

擦れるような痛みから徐々に快感の方に移行していく。
龍ちゃんの動きもだんだんと早くなって、桃花たちの時みたいに激しくなった。

「……あっ…あっ……りゅ、ちゃ……」

「……夏帆…っ……」

恥ずかしい格好をしているのに、もう気にならなかった。
それよりも奥を押し上げる快感を味わいたくて堪らない。

「……夏帆っ……先に、ごめん……っ…」

龍ちゃんの言ってる意味を理解する前に、龍ちゃんの動きが一段と早くなった後、繋がっているところが密着した。

龍ちゃんの気持ちよさそうな顔が嬉しくて、つい笑顔になってしまう。

「ごめん……先、イッちゃった……」

ゆっくりと私の中から龍ちゃんが引き抜かれた。
穴の中の違和感がすごいけど、これも何回かすれば慣れるんだろうか。

「大丈夫だよ？……私だって…その、何回もイッたし…」

龍ちゃんが私の足元でやっぱりごそごそやりながら、また戻ってくる。

「まだ嫌いにはなってない？」

龍ちゃんが心配そうに私の顔を窺ってくる。

「なるわけないじゃん。龍ちゃんのこと大好きだもん」

「そっか……良かった…」

龍ちゃんがやっと安心したように笑顔を見せながら、私の足を掴み、そして開く。

……あれ？龍ちゃん？