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龍ちゃんの豹変
第2章 龍ちゃん離れの第一歩

「あ、明日夏帆ちゃん初めてご飯作るんで楽しみにしててくださいねぇ」
「そんなことしなくてもいいって言ったんだけどな」
「でも夏帆ちゃんが初めて作った料理、食べてみたくないですかぁ?夏帆ちゃんの汗とかぁ、涎とかが入ったぁ、愛情たっぷりの料理…」
「そんなものは入れません!」
「え~何でぇ?男の子に作るときは桃花いっつも入れてるよぉ?」
真面目な顔で首を傾げる桃花。
ダメだ。この子ホントにやってるわ。
さすがに龍ちゃんもこの発言には引いたのか声がしない。
良かった。龍ちゃんはまとも…
「夏帆の汗……涎…」
じゃなかった!
「龍ちゃん!入れないから!汗も涎も入れないから!ってか汚いでしょ!?」
私の必死の叫びに悲しそうな顔をする桃花と龍ちゃん。
いっそのことお前らが付き合ってしまえ。
「まあ家事を覚えたいっていうんならそれでもいいけど。何で俺んとこに来ないの?俺の飯うまいって言ってたじゃん」
それは……だって…龍ちゃんに聞いたら龍ちゃん離れになんないじゃん。
私は龍ちゃんに頼らなくてもいいようにするために頑張ろうとしてんのに。
私が何も答えないままでいると龍ちゃんが大きくため息をついた。
「そんなことしなくてもいいって言ったんだけどな」
「でも夏帆ちゃんが初めて作った料理、食べてみたくないですかぁ?夏帆ちゃんの汗とかぁ、涎とかが入ったぁ、愛情たっぷりの料理…」
「そんなものは入れません!」
「え~何でぇ?男の子に作るときは桃花いっつも入れてるよぉ?」
真面目な顔で首を傾げる桃花。
ダメだ。この子ホントにやってるわ。
さすがに龍ちゃんもこの発言には引いたのか声がしない。
良かった。龍ちゃんはまとも…
「夏帆の汗……涎…」
じゃなかった!
「龍ちゃん!入れないから!汗も涎も入れないから!ってか汚いでしょ!?」
私の必死の叫びに悲しそうな顔をする桃花と龍ちゃん。
いっそのことお前らが付き合ってしまえ。
「まあ家事を覚えたいっていうんならそれでもいいけど。何で俺んとこに来ないの?俺の飯うまいって言ってたじゃん」
それは……だって…龍ちゃんに聞いたら龍ちゃん離れになんないじゃん。
私は龍ちゃんに頼らなくてもいいようにするために頑張ろうとしてんのに。
私が何も答えないままでいると龍ちゃんが大きくため息をついた。

