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龍ちゃんの豹変
第4章 おにぎりと味噌汁の審査結果
「言っとくけど!桃花のご飯ちょー美味しいんだよぉ!みんなほっぺが落ちそうって言ってくれるんだからぁ!」
「へえ、みんな命知らずなんだね。そんな得体の知れない食べ物を食べるなんて」
また始まってしまったバトルを後ろに、私はカウンターに座り直した。
さあ今日は何分で終わるかなー
そんなことを思いながら仕事を片付ける。
「桃花のご飯はホントに美味しいのぉ!食べたことないくせに得体の知れない食べ物とかちょー失礼なんですけどぉ!」
「じゃあ不味かったらどうする?」
売り言葉に買い言葉。
そんな感じだとは思うんだけど、いきなりの真田くんの提案に桃花の動きがぴたりと止まった。
カウンターに誰も生徒がいないのをいいことに、私も聞き耳を立てる。
だって今までにない状況だよ!?
二人がただ言い争ってるだけだったら面白くもなんともないけど、こんな新しい展開聞き逃したら絶対後悔する!
「もし不味かったら……桃花が真田くんの童貞もらってあげるぅ」
「……はぁ?な、何で君に僕の童貞をもらってもらわなきゃいけないんだよ!僕にメリットがないじゃないか!」
「そうかなぁ?真田くんだってセックスが本当にただ穴の中を出し入れするだけなのかどうか知れるチャンスじゃない?」
「へえ、みんな命知らずなんだね。そんな得体の知れない食べ物を食べるなんて」
また始まってしまったバトルを後ろに、私はカウンターに座り直した。
さあ今日は何分で終わるかなー
そんなことを思いながら仕事を片付ける。
「桃花のご飯はホントに美味しいのぉ!食べたことないくせに得体の知れない食べ物とかちょー失礼なんですけどぉ!」
「じゃあ不味かったらどうする?」
売り言葉に買い言葉。
そんな感じだとは思うんだけど、いきなりの真田くんの提案に桃花の動きがぴたりと止まった。
カウンターに誰も生徒がいないのをいいことに、私も聞き耳を立てる。
だって今までにない状況だよ!?
二人がただ言い争ってるだけだったら面白くもなんともないけど、こんな新しい展開聞き逃したら絶対後悔する!
「もし不味かったら……桃花が真田くんの童貞もらってあげるぅ」
「……はぁ?な、何で君に僕の童貞をもらってもらわなきゃいけないんだよ!僕にメリットがないじゃないか!」
「そうかなぁ?真田くんだってセックスが本当にただ穴の中を出し入れするだけなのかどうか知れるチャンスじゃない?」