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龍ちゃんの豹変
第4章 おにぎりと味噌汁の審査結果
「どうだったのぉ?」
美味しかったでしょ、と言わんばかりのどや顔。
私もそんな顔を龍ちゃんに向けれるくらいに料理が上手くなりたいもんだ。
「ふん!まあまあだね」
「なっ!まあまあって何よぉ!負けたくないからって嘘ついてんじゃないわよぉ!」
桃花がテーブルをバンっと叩き、真田くんに詰め寄った。
「そんなに怒ると皺が増えるんじゃないか?……わかったよ。認める。僕の負けだ」
あっさりと敗北を口にした真田くんに、私もそして桃花も目を見開いた。
今まで桃花とやり合っていても絶対に引かなかったのに。
あまりの衝撃にすぐには言葉が出ない。
「き、き、気持ち悪いんだけどぉ。急にそんな態度になったってぇ、約束は守ってもらうんだからねぇ!」
やっぱり桃花も動揺してる。
そりゃそうだよね。
第三者の私ですら慌てちゃってるもん。
「分かってるよ。何なら今から行ってこようか?」
「ど、どこにぃ?」
「ソープだよ。本番ができて合法といったらソープしかないだろう?」
お茶碗を片付けてくれる真田くん。
もしかしたら家でもやっているんだろうか。
その手つきは慣れていててきぱきとしている。
美味しかったでしょ、と言わんばかりのどや顔。
私もそんな顔を龍ちゃんに向けれるくらいに料理が上手くなりたいもんだ。
「ふん!まあまあだね」
「なっ!まあまあって何よぉ!負けたくないからって嘘ついてんじゃないわよぉ!」
桃花がテーブルをバンっと叩き、真田くんに詰め寄った。
「そんなに怒ると皺が増えるんじゃないか?……わかったよ。認める。僕の負けだ」
あっさりと敗北を口にした真田くんに、私もそして桃花も目を見開いた。
今まで桃花とやり合っていても絶対に引かなかったのに。
あまりの衝撃にすぐには言葉が出ない。
「き、き、気持ち悪いんだけどぉ。急にそんな態度になったってぇ、約束は守ってもらうんだからねぇ!」
やっぱり桃花も動揺してる。
そりゃそうだよね。
第三者の私ですら慌てちゃってるもん。
「分かってるよ。何なら今から行ってこようか?」
「ど、どこにぃ?」
「ソープだよ。本番ができて合法といったらソープしかないだろう?」
お茶碗を片付けてくれる真田くん。
もしかしたら家でもやっているんだろうか。
その手つきは慣れていててきぱきとしている。