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龍ちゃんの豹変
第4章 おにぎりと味噌汁の審査結果

「じゃあ僕はこれで帰るね」
「うん、今日は突然ごめんね?」
「いいよ、美味しかったし。それじゃ」
玄関で真田くんが靴を履いていると桃花もやってきた。
手にはカバンを持ち、帰る身支度もされている。
「桃花、もう帰るの?」
「もしかして僕がちゃんとソープに入るかどうか疑ってる?」
「……そうじゃないけどぉ。そうじゃないんだけどぉ」
こんなに歯切れの悪い桃花は珍しい。
お腹空いたのかな?
「……一緒についてくぅ」
桃花が真田くんの上着の裾を掴んだ。
「ついてくって……ソープにかい?」
「うるさいなぁ!ついてくって言ったらついて行くのぉ!何か文句あるぅ!?」
何故か逆ギレしながら桃花がまた真田くんに詰め寄った。
真田くんは驚いた顔をしたけれど、すぐに笑顔になる。
「ないよ。じゃあ一緒に行くかい?」
……ちょ、ちょ、ちょっと待って!
何なのこの甘い空気!
ホントについ1時間くらいまで言い合いしてた二人とは思えないんだけど!?
「夏帆ちゃんごめん……今日は帰るねぇ」
「や……それはいいんだけど…」
パタンと閉まるドア。
無理無理無理!
急展開すぎてついていけない!
だって……絶対ソープ行かないでしょ。
この流れは……
「うん、今日は突然ごめんね?」
「いいよ、美味しかったし。それじゃ」
玄関で真田くんが靴を履いていると桃花もやってきた。
手にはカバンを持ち、帰る身支度もされている。
「桃花、もう帰るの?」
「もしかして僕がちゃんとソープに入るかどうか疑ってる?」
「……そうじゃないけどぉ。そうじゃないんだけどぉ」
こんなに歯切れの悪い桃花は珍しい。
お腹空いたのかな?
「……一緒についてくぅ」
桃花が真田くんの上着の裾を掴んだ。
「ついてくって……ソープにかい?」
「うるさいなぁ!ついてくって言ったらついて行くのぉ!何か文句あるぅ!?」
何故か逆ギレしながら桃花がまた真田くんに詰め寄った。
真田くんは驚いた顔をしたけれど、すぐに笑顔になる。
「ないよ。じゃあ一緒に行くかい?」
……ちょ、ちょ、ちょっと待って!
何なのこの甘い空気!
ホントについ1時間くらいまで言い合いしてた二人とは思えないんだけど!?
「夏帆ちゃんごめん……今日は帰るねぇ」
「や……それはいいんだけど…」
パタンと閉まるドア。
無理無理無理!
急展開すぎてついていけない!
だって……絶対ソープ行かないでしょ。
この流れは……

