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龍ちゃんの豹変
第1章 へたれな龍ちゃんが変わる時
「りゅ……ちゃん…」
「あれ?夏帆、何か顔赤くない?」
「だ、だって龍ちゃんがそんな顔近づけるから…っ、それに……何かいつもの龍ちゃんじゃない…し…」
「ああ、もう隠す必要もなさそうだしね」
そう言うと龍ちゃんは慣れた手つきで前髪を上げ眼鏡を外す。
うわ……やっぱりイケメンだった。
さ、詐欺だ……
こんな顔隠してるなんて…
「夏帆」
龍ちゃんに呼ばれてドキッとするなんて初めてなんじゃないかと思う。
っていうかそろそろ離れてよ~~~!
心臓がもたないってばぁ!
「なになになに!?」
「もう一度聞くけど処女じゃないんだよね?」
そんなに見つめないでよ……ぉ
「しょ……処女です…」
「何だ、やっぱりな。夏帆のワガママに付き合えるのは俺だけだと思った」
妖しく笑うその表情に龍ちゃんが私を甘やかしてきたのはわざとだったんだと確信した。
「あれ?夏帆、何か顔赤くない?」
「だ、だって龍ちゃんがそんな顔近づけるから…っ、それに……何かいつもの龍ちゃんじゃない…し…」
「ああ、もう隠す必要もなさそうだしね」
そう言うと龍ちゃんは慣れた手つきで前髪を上げ眼鏡を外す。
うわ……やっぱりイケメンだった。
さ、詐欺だ……
こんな顔隠してるなんて…
「夏帆」
龍ちゃんに呼ばれてドキッとするなんて初めてなんじゃないかと思う。
っていうかそろそろ離れてよ~~~!
心臓がもたないってばぁ!
「なになになに!?」
「もう一度聞くけど処女じゃないんだよね?」
そんなに見つめないでよ……ぉ
「しょ……処女です…」
「何だ、やっぱりな。夏帆のワガママに付き合えるのは俺だけだと思った」
妖しく笑うその表情に龍ちゃんが私を甘やかしてきたのはわざとだったんだと確信した。