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龍ちゃんの豹変
第8章 桃花の無駄な不安
「僕も好きだよ……も……桃花が……好き」

初めて名前で呼んだのか、照れ臭そうに真田くんが俯いた。
桃花の頬も真っ赤に染まっている。

「桃花は……け……賢ちゃん…って呼んでいぃ?」

「ん。好きに呼んでくれて構わないよ。だけどとりあえず……」

真田くんが桃花を半回転させ向かい合わせになった。

「もっかい最初からやってもいい?」

言うなり唇と唇が重なってすぐに二人の舌が絡まりあう。
濃厚なキスは私を熱らせるには充分で、私は昨日の龍ちゃんとの行為を思い出していた。

龍ちゃんの柔らかい唇と熱い舌。
おっぱいを弄る長い指。
私の中に入って掻き回されるあの感触。
全てが気持ちよくて満たされる。

「んっ……ふ……ぅっ……」

いいなぁ……私も龍ちゃんとしたい……

「桃花……服、脱がすよ?」

……え!ちょ、ちょっと待った!
ヤバいって!本格的に始まっちゃうって!
桃花~!私のことも思い出してよ~!


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