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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
 徳姫は思わず声を上げた。まだ生後、二、三ヵ月といったものだろう、真っ白な仔猫がつぶらな黒い瞳をこちらに向けている。首に鈴の付いた赤い首輪をつけているところを見ると、奥女中が飼っている猫なのかもしれない。
「おいで、おいで」
 徳姫が手招きすると、猫は怖れる様子もなく、すっと近付いてきた。飼い猫ゆえ、人慣れしているのだろうか。
「怖がらなくて良いのよ」
 徳姫は呟くと、優しく手招きした。
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