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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
 すると、仔猫が突然、走り出した。
―ああ、行ってしまう。
 自分でも知らぬ中に、脚が動いていた。沓脱石に降り、草履を突っかけると、そのまま小走りに仔猫の後を追う。
 仔猫は少し走っては徳姫を待っているかのように立ち止まり、徳姫が追いつくと、また走り出す。まるで徳姫をどこかへ導こうとしているかのようであった。
 徳姫は別段、疑いもせずに仔猫の後を追いかけた。
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