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姫はひそやかに咲き乱れる~戦国恋華【れんか】~
第3章 転機
 次の間はさほど広くはない畳敷きになっており、ふた組の夜具がちゃんと用意されていた。それも、鮮血を思わせるような緋色の褥だ。その何とも淫猥な雰囲気に徳姫の恐怖と混乱はいや増した。
 邦昭は抱きかかえた徳姫の身体を紅絹(もみ)の褥にやや乱暴な仕種で放った。
「ああっ」
 徳姫は悲鳴を上げる。手荒く扱われたお陰で、腰をしたたか打ってしまったようだ。布団の上だから、それほどの衝撃ではないが、それでも鈍い痛みを感じた。
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