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執事はお嫌いですか?
第2章 主人の執事は先輩です
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振り分けられたクラスでみっちり説明を受けているものの、俺の頭にはまったく届いてこない状態だ。

窓側で後ろに近い席。
普通の学校では珍しい大きな窓からは、心地いい春風と桜の花びらがひらひらと入ってくる。

―――クロのお仕置き・・・・
―――さっき出会った不良二人の、京先輩と楓先輩・・・・

クロは、もう今の俺では手が負えなくなっている・・・・
なぜなんだ・・・・。

それに何で先輩二人が俺を突然襲ってきたんだ・・・・と疑問が一番大きく頭の中でぐるぐる回っている・・・・

幸い、入学式に居なかったことはばれなかったらしく、担任には何も言われなかったのがなによりの救い。

多分、クロが何とかしてくれたんだと思う・・・
何で俺が入学式に居なかったことを知っていたのは不思議だけど・・・

まぁ・・・初日そうそう目立ってたら嫌だしよかったし・・・・
だが、代わりに先輩二人に目を付けられた俺は、どうなるんだ・・・・

『奪ってみせる―――』

先輩二人が呟いたその言葉が忘れられない。

一体どういうことだ・・・・?
クロとも陰湿な空気だった・・・
クロと先輩二人の関係は・・・・?

俺が抱える疑問は、膨れ上がるばかりだ・・・



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