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執事はお嫌いですか?
第2章 主人の執事は先輩です
3
振り分けられたクラスでみっちり説明を受けているものの、俺の頭にはまったく届いてこない状態だ。
窓側で後ろに近い席。
普通の学校では珍しい大きな窓からは、心地いい春風と桜の花びらがひらひらと入ってくる。
―――クロのお仕置き・・・・
―――さっき出会った不良二人の、京先輩と楓先輩・・・・
クロは、もう今の俺では手が負えなくなっている・・・・
なぜなんだ・・・・。
それに何で先輩二人が俺を突然襲ってきたんだ・・・・と疑問が一番大きく頭の中でぐるぐる回っている・・・・
幸い、入学式に居なかったことはばれなかったらしく、担任には何も言われなかったのがなによりの救い。
多分、クロが何とかしてくれたんだと思う・・・
何で俺が入学式に居なかったことを知っていたのは不思議だけど・・・
まぁ・・・初日そうそう目立ってたら嫌だしよかったし・・・・
だが、代わりに先輩二人に目を付けられた俺は、どうなるんだ・・・・
『奪ってみせる―――』
先輩二人が呟いたその言葉が忘れられない。
一体どういうことだ・・・・?
クロとも陰湿な空気だった・・・
クロと先輩二人の関係は・・・・?
俺が抱える疑問は、膨れ上がるばかりだ・・・
振り分けられたクラスでみっちり説明を受けているものの、俺の頭にはまったく届いてこない状態だ。
窓側で後ろに近い席。
普通の学校では珍しい大きな窓からは、心地いい春風と桜の花びらがひらひらと入ってくる。
―――クロのお仕置き・・・・
―――さっき出会った不良二人の、京先輩と楓先輩・・・・
クロは、もう今の俺では手が負えなくなっている・・・・
なぜなんだ・・・・。
それに何で先輩二人が俺を突然襲ってきたんだ・・・・と疑問が一番大きく頭の中でぐるぐる回っている・・・・
幸い、入学式に居なかったことはばれなかったらしく、担任には何も言われなかったのがなによりの救い。
多分、クロが何とかしてくれたんだと思う・・・
何で俺が入学式に居なかったことを知っていたのは不思議だけど・・・
まぁ・・・初日そうそう目立ってたら嫌だしよかったし・・・・
だが、代わりに先輩二人に目を付けられた俺は、どうなるんだ・・・・
『奪ってみせる―――』
先輩二人が呟いたその言葉が忘れられない。
一体どういうことだ・・・・?
クロとも陰湿な空気だった・・・
クロと先輩二人の関係は・・・・?
俺が抱える疑問は、膨れ上がるばかりだ・・・