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執事はお嫌いですか?
第3章 主人と執事の難問距離問題
「これはどういうことだ・・・・・」
「え?何がですか?」
濡れた髪を拭き、部屋着に着替えリビングに戻ってくると、クロは律儀に正座して待っていた。
「しっかり洗えましたか?」
「ガキじゃないんだから、一人でも風呂くらい入れる・・・!」
「そうなんですか?」
意外そうな顔をして、優雅に笑うクロ。
バカにしたような態度はいつにも増してイラつく・・・
「だいたい、これなんだよ!
明日も学校なんだし、バレでもしたらどうするんだ・・・!」
服を上げて、横腹についた小さな赤いもの見せる。
俺から見えない範囲にも色々付いていたぞ・・・・
「綺麗な肌ですね」
手袋を取って、素手でソロリ――と俺の腹を触る。
「んッ・・・・」
「おいしそ・・・」
口を近づけて、吸い付く。
ちゅう―――
「はぅ・・・痛ッ・・・・
・・・・って何してるんだよッ!」
ゴンッ。と鈍い音をたて、俺はクロの頭に拳骨を落とす。
吸い付かれたところを見ると、また新しくキスマーク・・・・・
「いった・・・・
斎、何するの・・・」
「“何するの”じゃない!
また目立つところに付けやがって・・・!クロ、お前アホか・・・・!」
「これは斎が悪い。
無防備に俺の前で肌晒したりするから・・・
・・・・襲いたくもなるでしょ?」
「なッ!」
俺にそんなこと訊くな・・・バカ・・・
・・・毎度毎度クロは変態行為が過ぎる・・・!
うぅ・・・・恥ずかしい・・・・
「クロ、何で俺にこんなことするんだよ・・・・」
俺は吸われて赤くなった肌をさすりながら、クロに訊く。
訊かれたクロは、わざとらしくうーん。と悩むと言った。
「好きだから・・・・?」
・・・・・・・
「・・・・・ッ~
ふざけんな・・・!!」
「ふざけてない」
「う、うるさい!」
熱い顔を隠すように、もう、ご飯食べて寝る!と言って、俺は自分の部屋に足早に戻った。
クロはきょとん。とした顔をするとニヤ――と笑って夕飯の支度を始めた。
「え?何がですか?」
濡れた髪を拭き、部屋着に着替えリビングに戻ってくると、クロは律儀に正座して待っていた。
「しっかり洗えましたか?」
「ガキじゃないんだから、一人でも風呂くらい入れる・・・!」
「そうなんですか?」
意外そうな顔をして、優雅に笑うクロ。
バカにしたような態度はいつにも増してイラつく・・・
「だいたい、これなんだよ!
明日も学校なんだし、バレでもしたらどうするんだ・・・!」
服を上げて、横腹についた小さな赤いもの見せる。
俺から見えない範囲にも色々付いていたぞ・・・・
「綺麗な肌ですね」
手袋を取って、素手でソロリ――と俺の腹を触る。
「んッ・・・・」
「おいしそ・・・」
口を近づけて、吸い付く。
ちゅう―――
「はぅ・・・痛ッ・・・・
・・・・って何してるんだよッ!」
ゴンッ。と鈍い音をたて、俺はクロの頭に拳骨を落とす。
吸い付かれたところを見ると、また新しくキスマーク・・・・・
「いった・・・・
斎、何するの・・・」
「“何するの”じゃない!
また目立つところに付けやがって・・・!クロ、お前アホか・・・・!」
「これは斎が悪い。
無防備に俺の前で肌晒したりするから・・・
・・・・襲いたくもなるでしょ?」
「なッ!」
俺にそんなこと訊くな・・・バカ・・・
・・・毎度毎度クロは変態行為が過ぎる・・・!
うぅ・・・・恥ずかしい・・・・
「クロ、何で俺にこんなことするんだよ・・・・」
俺は吸われて赤くなった肌をさすりながら、クロに訊く。
訊かれたクロは、わざとらしくうーん。と悩むと言った。
「好きだから・・・・?」
・・・・・・・
「・・・・・ッ~
ふざけんな・・・!!」
「ふざけてない」
「う、うるさい!」
熱い顔を隠すように、もう、ご飯食べて寝る!と言って、俺は自分の部屋に足早に戻った。
クロはきょとん。とした顔をするとニヤ――と笑って夕飯の支度を始めた。