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執事はお嫌いですか?
第3章 主人と執事の難問距離問題
「クロ」
「ん?」
「クロって、あの、京先輩と楓先輩とどういう関係なんだ・・・?
・・・もしかして険悪な仲だった・・・り・・・・?」

語尾に行くにつれ、少し戸惑ったのは、先輩方の名前を出した途端クロの顔が曇り妙に嫌そうにしたから。
空き教室のときのようにオーラが暗い。

まずかったか・・・・

「・・・京と楓は昔から仲悪いだけ」
「そ、そんだけ・・・・?」

よそよそしいクロは、口をつぐむ。

今の仲にしては、説明が短い・・・
まだ何かあるだろ・・・・

「クロ・・・お前、何か隠してるだろ・・・」
「別に無いよ」

む・・・・
俺に隠し事・・・・

人には、“隠し事するな”みたいに主張してくるのに執事は主人に隠し事とは・・・・
散々お仕置きをされたし――

ますます気になる・・・

しかも、こんな“別にいいんだよ”と可愛らしく拗ねた風のクロは初めてで結構楽しんでいる反面好奇心で訊いている俺。

先ほどのことを加え、キスされるわ、変態行為受けるわ・・・

普段の仕返し――・・・。


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