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大蛇
第3章 睨まれた男
彼が頷くと、オルガの気ままな指が彼の厚い胸板を撫でた。
その冷やっこい感触に、ルロイは以前見た夢を思い出していた。
いや、これはあの夢そのものではないか!
そう思うや否や、彼のペニスは熱を帯びて膨らみだした。
まずい、夫人に気づかれる訳にはいかない・・・・・
しかし、それを知ってか知らずか、オルガの指はルロイの肉体から離れることがなかった。
彼女のくすぐったい愛撫は益々ルロイを昂らせ、もはや我慢の限界であった。
もうだめだ、果ててしまう・・・・・ルロイがそう感じた瞬間、ふとオルガの手は彼の体から離れた。
彼は束の間放心し、何も考えることができなかった。
頭が冷静さを取り戻してきた頃、オルガは待ちかねていたかのように、ルロイに信じられない提案を持ちかけた。
「ルロイさん、ありがとう。あなたの素敵な体、たっぷり堪能させてもらったわ。お礼に、私の体に触れてもいいわよ」
夫人はそう言うと、ドレスの釦を優雅な指で外し始めた。
ルロイは狼狽し、
「いけません奥様」
と叫んだ。
「私にはその権利はありません」
ルロイは彼女から目を逸らすが、オルガの手は彼の手を下着越しの乳房の上に導く。
ルロイは今まで味わったことのない柔らかさにはっとし、その感触をいつまでも味わっていたいという想いに囚われた。
彼の本能は、今ここでオルガの肉体を貪り尽くすことを熱望したが、彼の理性はそんな醜い肉欲を否定していた。
彼女はボーモン大佐の奥方だ。
それに、お前は色欲とやらを越えたのではなかったのか?!
ルロイは奮い立ち、
「これ以上はいけません!」
と叫び、夫人の体から離れるや否や、上着を持ってボーモン邸を出た。
呆気にとられたオルガはその場に立ちつくし、初めての屈辱に唇を噛んだ。
自分の誘惑を断った男は、これまで誰もいなかった。
男たちは彼女の圧倒的な色気の前にひれ伏し、なされるままに肉体を差し出した。
確かにルロイ・ソガはあそこを勃起させていたはずだ。
あの我慢ならない状況で私を振り切るとは、大した精神力である。
オルガは妙に感心した。
でも、いつか必ずルロイの操を奪ってやるのだわ。
彼女はそう決心し、不完全燃焼の肉体にさらに油を注いだ。
その冷やっこい感触に、ルロイは以前見た夢を思い出していた。
いや、これはあの夢そのものではないか!
そう思うや否や、彼のペニスは熱を帯びて膨らみだした。
まずい、夫人に気づかれる訳にはいかない・・・・・
しかし、それを知ってか知らずか、オルガの指はルロイの肉体から離れることがなかった。
彼女のくすぐったい愛撫は益々ルロイを昂らせ、もはや我慢の限界であった。
もうだめだ、果ててしまう・・・・・ルロイがそう感じた瞬間、ふとオルガの手は彼の体から離れた。
彼は束の間放心し、何も考えることができなかった。
頭が冷静さを取り戻してきた頃、オルガは待ちかねていたかのように、ルロイに信じられない提案を持ちかけた。
「ルロイさん、ありがとう。あなたの素敵な体、たっぷり堪能させてもらったわ。お礼に、私の体に触れてもいいわよ」
夫人はそう言うと、ドレスの釦を優雅な指で外し始めた。
ルロイは狼狽し、
「いけません奥様」
と叫んだ。
「私にはその権利はありません」
ルロイは彼女から目を逸らすが、オルガの手は彼の手を下着越しの乳房の上に導く。
ルロイは今まで味わったことのない柔らかさにはっとし、その感触をいつまでも味わっていたいという想いに囚われた。
彼の本能は、今ここでオルガの肉体を貪り尽くすことを熱望したが、彼の理性はそんな醜い肉欲を否定していた。
彼女はボーモン大佐の奥方だ。
それに、お前は色欲とやらを越えたのではなかったのか?!
ルロイは奮い立ち、
「これ以上はいけません!」
と叫び、夫人の体から離れるや否や、上着を持ってボーモン邸を出た。
呆気にとられたオルガはその場に立ちつくし、初めての屈辱に唇を噛んだ。
自分の誘惑を断った男は、これまで誰もいなかった。
男たちは彼女の圧倒的な色気の前にひれ伏し、なされるままに肉体を差し出した。
確かにルロイ・ソガはあそこを勃起させていたはずだ。
あの我慢ならない状況で私を振り切るとは、大した精神力である。
オルガは妙に感心した。
でも、いつか必ずルロイの操を奪ってやるのだわ。
彼女はそう決心し、不完全燃焼の肉体にさらに油を注いだ。