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大蛇
第16章 新たなミューズ
「いやっ、怖いわ」

アンヌは顔を顰めた。

「大丈夫、ちょっと痛いけど、すっごく気持ち良いのよ」

すっごく気持ち良い…アンヌはナタリーの言葉にぐらついた。

まだ見ぬ快楽に、アンヌの心は高鳴った。

「もしこれを味わいたかったら、うつ伏せになってお尻を高くあげて頂戴ね」

アンヌは言うとおりに腹ばいになり、

ぐいとお尻をナタリーに向かって突き出した。

恥ずかしい部分が全開になるのでとても恥ずかしかったが、

好奇心には勝てなかった。

「ちょっと待ってね、準備するから目をつぶっていて」

「はい」

ドナシアンは、この間にナタリーを演じることを辞めた。

彼はブロンドの鬘と女の服を脱ぎ、

隆々と頭をもたげる男性のシンボルを空気に晒した。

女のふりをしてアンヌを愛撫するのは、

彼にとって非常に興奮することだった。

ドナシアンの性器は、既に痛いほど膨張している。

さあ、これから彼女を犯すのだ!
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