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第7章 二つの夜

オルガは、子宮口にまで届く勢いのよいドナシアンの射精に、恍惚となった。

しかし、彼女が性交後の気怠さを味わう間もなく、我慢の限界だったアルのペニスが、ドナシアンの精液を垂らしているオルガのヴァギナに侵入してきた。

彼の物は、彼女の内臓を圧迫するほど大きかった。

「い、いっ痛い・・・・・裂けちゃうわ・・・」

　オルガは処女のようにいじらしい声を出した。

アルは、自分の陽物が彼女に慣れるまでじっとしていた。

「じきによくなるはずです」

アルがオルガにそう言った。

ドナシアンは、オルガがアルの巨根に根を上げている様子を、興味深げに見守っていた。

普段は男を噛み殺さんばかりの女が、しおらしげになっている。

ドナシアンは、そんなオルガも悪くないと思った。

「ぼくもお手伝いしましょう」

そう言うと、ドナシアンはオルガの口に舌をねじ込んだ。

ねっとり淫らなキスは彼女を昂らせ、オルガの秘所に愛液がじゅくじゅくと溢れ出す。

さらに、ドナシアンはオルガの硬くなった苺を、強めに引っ張った。

彼の慧眼は、彼女が少し乱暴に扱われるのが好きなことを見抜いていた。

オルガは胸への刺激に体を震わせる。

彼女のヴァギナは侵入者の大きさに慣れてきたようで、膣の奥を押しつぶすようなアルのペニスに快楽を感じ始めた。

アルはモデラートのリズムでピストン運動を始める。

彼女はあまりの圧倒的な気持ちよさに声を張り上げた。

オルガの乱れ切った様子に、ボーモン大佐は満足げな様子であった。

彼女の性の悦びは、大佐の悦びでもあったのだ。

荒い息を吐くオルガの口を、ドナシアンが自らの口で塞ぐ。

彼女は喘ぎ声が出せないことに戸惑い、目を白黒させる。

ドナシアンはそんな彼女の困惑を愉しむかのように、唾液の音がする濃厚な口づけを続けた。

ドナシアンの物は、再び鎌首をもたげ始める。

彼はオルガの唇から離れると、今度は自分のペニスを咥えさせた。

「ぼくのものを可愛がってください」

優しげな口調とは裏腹に、ドナシアンはオルガの頭を押さえ、半ば強制的にフェラチオをさせた。

最初、オルガは嫌々彼のペニスを突っ込まれていたが、段々この行為に興奮を覚えさえした。

「そうですよ、とっても上手ですね」