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大蛇
第7章 二つの夜
ドナシアンはオルガの頭から手を離した。

彼の手から解放されても、淫らなオルガは獲物にむしゃぶりつく獣のように、ペニスをしごき続けた。

アルはその間も、オルガを突いていた。

彼は額に汗を流し、顔を真っ赤にしている。

もうすぐ果ててしまいそうだ、と彼は思った。

 アルは乱れた息を吐き、クライマックスに向けて高速運動を開始した。

この時、オルガは既に限界点を超えていた。

彼女の脳内に閃光が走り、その眩すぎる光で頭が真っ白になった。

オーガズムを感じて腰が砕けたオルガは、ドナシアンへの愛撫をするどころではなかった。

しかし、まだ達していないドナシアンは、朦朧としているオルガの頭を押さえ、イラマチオさせた。

ドナシアンがオルガの口内に射精すると、続いてアルも彼女の中へ放出した。

オルガの口にはドナシアンの精液が、そして彼女のヴァギナには彼とアルの精液が満たされている。

「ぼくのジュースを飲んでくださいませんか」

ドナシアンはオルガの顔を上げさせ、鼻を抓んだ。

オルガは息苦しさから呑み込むしか術がなかった。

「ありがとうございます、オルガさん。貴女の体は何よりも素晴らしい」

力の抜けたオルガは、褥の上でだらしなくのびていた。

彼女の剥き出しの膣から、フローバックが流れ出している。

男たちが去って行った後、オルガは一人部屋に取り残された。

彼女は、今まで感じたことのない感情を味わっていた。

肉欲に負けた自分を、初めて情けないと感じたのだ。

あれほど女性を恐れていたルロイ・ソガの気持ちが、今の彼女にはわかるような気がした。

自分の信じたいと思っているものを、自分自身で裏切ってしまうこと―――。

後悔など抱いたことのないオルガにとって、この胸の痛みは新鮮だった。
彼女は起き上がり、シャワールームへと向かった。
オルガは熱いシャワーで、男たちの痕跡をすべて洗い流してしまいたかった。
そして、真っ新になって再びルロイに抱かれたかった。
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