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五十嵐さくらの憂鬱。
第17章 …17
「いらっしゃいませ、何名様ですか?」

店員の底抜けに明るい声に
5人ですと答えて
受付はあっさりと終わった。

程なくして指定の部屋に引っ張られる道が
さくらには地獄へ続く道のように思えた。

「やった、奥のほうじゃん」
「これなら見えないね」

最後に抵抗をしたのも虚しく
さくらは引っ張られて部屋へと引き込まれるなり
ソファへと投げ飛ばされるかのように座らされた。

「俺、もうさっきから我慢できねぇんだけど
俺からでいい?」

それに他の男たちが何か話しているが
さくらには全く届かなかった。

「ほら、コート脱げよ」

引っ張られてコートを脱がされる。
マフラーを取られ、そのまま1人が覆いかぶさるようにさくらにのしかかってきた。
キスをされさくらは必死に口を閉じる。

「ほら、そんな怖がんなって。
すぐ気持ちよくしてやるからさ」
「そうそう、俺たち、結構うまいんだよ」
「かわいそうだよな、真綾を敵にしたばっかりに
俺たちに犯されるなんて」

女って怖いよな、と誰かのつぶやきに
誰かが笑い転げる。
さくらが必死に口を塞いでいると
しびれを切らして鼻をつまんできた。

「強情なのもいい加減にしろよ」

程なくして苦しくて酸素を求めて開いた口に
するすると舌がねじこまれてきた。
同時に爆音が響き
誰かが歌を歌い始める。
マラカスがシャカシャカなり
そのマイクから耳を疑う声がノリノリで聞こえてくる。

「イエーイ!みんな乗ってるかー!
今日は、五十嵐さくらちゃんの大乱行はめ撮りナイト‼︎
インランという噂のさくらちゃんを、朝まで徹底的に陵辱しちゃいます‼︎
準備はいいかー!」

呼びかけに男たちが
それぞれに声を張り上げて応答する。
さくらの頭から全てが消え去った。

服を剥がされ
下着姿にされるまで
あっという間もなかった。
先ほどまで首を温めていたマフラーは
さくらの手首を縛り付ける拘束具と化していた。

押さえつけられ
キスをされるのを
楽しそうに写真に撮る。
みんな交互に歌を歌いながら
さくらを眺めてはその皮膚を舐めまわした。

「さくらちゃん暑いでしょ?
これも取っちゃおうか」

そう言ってブラジャーを外され
またもやフラッシュが瞬く。
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