この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
五十嵐さくらの憂鬱。
第4章 …4
放課後の美術室には
卑猥なリップ音が響いていた。

元々はモチーフとして使われていただろう
赤いソファは
すでにさくらをいじめるための
特等席になりつつある。

横並びに座り
樹に顎を持ち上げられて
さくらは口内を犯されていた。

舌が絡まりあい
吸っては離れ
ちゅ、ちゅ、と卑猥な音が奏でられる。

樹の指先が首筋に触れると
さくらは大きく喘ぐ。
すかさず唇で塞ぎ
舌で歯茎をなぞった。

「さくら。どう、最近は。
だいぶ、感じやすくなってきたんじゃない?」

樹の指が内腿に触れることを
もう嫌がる暇などない。
早く触れて欲しくて仕方がない。

ーーーもういっそ、このままーーー

そう思ってしまう脳を叱りつけ
必死で理性を保とうとした。

スカートの間から入った指先が
さくらの下着に触れる。
すでにそこは、蜜で溢れかえっていた。

「濡れるのが早くなってきたね。
すごい、こんなに湿ってるよ」

割れ目にそって指を動かし
ぐい、と指を押し付けた。

「あぁっ…!」

蜜がとろけているのが自分でもわかる。
ただ指を押し付けただけなのに
濡れた下着から水気を含んだ音が聞こえてきて
さくらは耳まで真っ赤になった。

「変態だね。さくら」

樹の笑顔は
日に日に輝きを増していくようだった。

指先を散々見せびらかしたあと
樹は自分の口に含んだ。

「あ、やだ! 汚いよ!」
「汚くない」

必死に止めようとすると
両手首をあっさりと掴まれてキスする。

「次汚いって言ってみろ。犯すよ」
「ーーーっつ…」

樹の指がさくらの唇をなぞった。

「こんな短期間でこんなに濡れやすくなって
さくらは教えがいがあるね」
「先輩…」

さくらは苦しくなって樹を見つめた。

ーーー光輝がいるのに。

こんなことされて
気持ちよくなる自分があさましい。

「先輩、いつまで、こんなこと…私と…」

もう、お返し分に熨斗つけて返せるほど
さくらは樹に充分身体を捧げていた。
それでも樹は
さくらの凌辱をやめない。

「いつまで? やだなぁ」

樹はさくらの髪の毛を指に巻きつけると
優しくキスしていたずらに微笑んだ。

「さくらが、彼氏とイけるようになるまで
何度でも気持ちいいこと身体に教えてあげる。
イけたら、終わりにするよ
だから、3日後、ちゃんと報告してね。
期待しているよ」
/249ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ