この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
五十嵐さくらの憂鬱。
第7章 …7
夜まで光輝の家でグダグダとDVDを見たり
ゲームをする光輝を横目にテレビを見たりして
その日1日は終わった。

薄暗闇でDVDを見ていると
またもや光輝がさくらを求めてきた。

ーーー2回目なんて、珍しいーーー

ほぼ初めての2回目に嬉しく思い
応じたのが間違いだった。

痛めつけるようなことはしなかったものの
数回のキスをした後
すぐに指を中に挿れてかき混ぜてきた。

樹にキスで濡れるようにされてしまった身体は
樹を思えば思うほどに
蜜が溢れ出た。

「光輝、もっと、優しくして…」
「充分優しいだろ」

指先で肉芽を申し訳程度に刺激し
そのままスカートとタイツをずらすと
すでに硬く立ち上がるそれを挿れる。

やはり表面しか濡れてない。
挿入を待ち望んでいない中は痛い。
何回かこすり合わされれば
蜜が広がってスムーズに動く。

そのまま乱暴に打ちつけ
あまり体位も変えないまま
光輝は果てて、
さくらのお腹に白濁を撒き散らした。

帰り際、玄関でキスをすると
光輝に頭を撫でられた。

「…月曜、泊りにおいでよ」
「え…いいの?」

それに光輝はうなづく。

「さくら、可愛かった。もっといじめたい…」

それにさくらは言葉を詰まらせた。
服を着て、その摩擦で光輝にいたぶられた箇所は痛い。

「泊まりたいけど…」
「けど?」
「痛いのは嫌だよ」
「痛かった? あんなに気持ち良さそうにしてたじゃないか」

ーーーあれが、気持ち良さそうに見えた!?ーーー

さくらは絶望した。

「気持ち良くなかったよ…」

つい、そう発した後にはっとして光輝を見た。
案の定、気分を害した光輝は
怖い目をしてさくらを見ていた。

「ごめん、光輝。そういうつもりじゃ…」
「じゃあどういうつもりだよ?」

こうなった光輝が、とりあってくれないのを
さくらは嫌という程知っている。

「気持ち良くないなら、他のやつとでもすればいいだろ。
その代わり、俺とは別れろよ」
「やだ、光輝、ごめん…ごめんてば。
他の人となんてしないよ!」

言い切って、さくらは樹を思い出す。

「じゃあ黙って俺の言うこと聞いてろよ」

扉が閉められ
ガチャリと鍵が締まる音がする。
さくらはため息を吐いた。

「どうして、いつもこうなっちゃうんだろう…」

悲しみと、痛みで
歩く足は鉛のように重かった。
/249ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ