この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Moon road〜月への道
第5章 月への道を
りえの仕事中にりえの子供が通う保育園から電話があった。

息子が怪我をしたそうだ。

りえは慌ていた。
救急車で運ばれたとの事だった。

ユウイチはりえを連れて
車に乗せて病院へ向かった。

病院に着き、救急センターに向かうと
ストレッチャーの上で手を振る息子がいた。

りえは安心したのか
涙を浮かべ息子に向かい走った。

そして、優しく抱き締めた。

保育園から付き添った職員は
滑り台から落ち気を失ったとの事だった。

医師からは、
子供は軽いので大怪我にならなかったのだろうということで
一応、検査と様子見の為に入院するとの事だった。

ユウイチが近くに居てくれて心強かった。


看護師がカルテを記入の為に
記入用紙を寄越した。

りえは、子供の名前、自分の名前、住所等を書き進めた。
ユウイチはチラリと見ると、
苗字は結婚時のままで、保護者はりえだった事が分かった。

「りえ?名前…」

「あ…ずっとそのままだったの。。その…変えたくなくて…」

りえはしどろもどろ答えた。

りえとりえの息子のところに行くと
タクヤに似ていた。
タクヤが子供の頃にそっくりだった。

先程見た子供の生年月日からすると…

タクヤ?
自分?

どちらにしても
自分かタクヤがこの子供に関係している事が
ユウイチには分かった。

名前は
ユウヤ…

人懐こいユウヤはユウイチにすぐに打ち解けた。

もう一人の子供を新井が病院に連れてきてくれ
ユウイチを見て驚いたが

ユウヤの顔を見て安心して
お店があるとの事で帰って行った。

/367ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ