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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
ファミレスに寄り
車での帰りに双子たちは後部座席で
はしゃいでいたかと思ったら
急に静かになり、寝息を立てていた。
ラジオからは、最近の流行してもいたバラードが流れていた。
ユウイチは信号待ちの時に
りえの膝の上にあったりえの手を握った。
そして、りえのアパートに着くまで
真っ直ぐ見たままギュウッと握っていた。
りえのアパートに着くとりえはユウナを抱き
ユウイチはユウヤを抱いてアパートに入った。
事務所部屋は6畳位で
机やら書類やら所狭しに置いてあった。
もともとは百田の事務所で
百田が結婚を機に住居は引越し
そこにりえたちが居候になったのだ。
りえたちの居住スペースは1DKだった。
部屋には小さなちゃぶ台にカラーボックスが一つに
洋服掛けラックが一つだった。
りえはユウナを座布団の上に下ろし
ちゃぶ台を台所に置き
布団を敷いた。
ダブル巾の布団一枚を敷き
ユウナを置いた。
そしてユウヤを置いた。
二人の寝顔を見るりえの表情は優しく
母親の顔をしていた。
思わずりえを後ろから抱き締めていた。
「りえ、今までごめん…」
りえは首を振り
「私はとても幸せよ」
ユウイチがりえを抱き締めた手を握りながら
振り向き笑顔で言った。
車での帰りに双子たちは後部座席で
はしゃいでいたかと思ったら
急に静かになり、寝息を立てていた。
ラジオからは、最近の流行してもいたバラードが流れていた。
ユウイチは信号待ちの時に
りえの膝の上にあったりえの手を握った。
そして、りえのアパートに着くまで
真っ直ぐ見たままギュウッと握っていた。
りえのアパートに着くとりえはユウナを抱き
ユウイチはユウヤを抱いてアパートに入った。
事務所部屋は6畳位で
机やら書類やら所狭しに置いてあった。
もともとは百田の事務所で
百田が結婚を機に住居は引越し
そこにりえたちが居候になったのだ。
りえたちの居住スペースは1DKだった。
部屋には小さなちゃぶ台にカラーボックスが一つに
洋服掛けラックが一つだった。
りえはユウナを座布団の上に下ろし
ちゃぶ台を台所に置き
布団を敷いた。
ダブル巾の布団一枚を敷き
ユウナを置いた。
そしてユウヤを置いた。
二人の寝顔を見るりえの表情は優しく
母親の顔をしていた。
思わずりえを後ろから抱き締めていた。
「りえ、今までごめん…」
りえは首を振り
「私はとても幸せよ」
ユウイチがりえを抱き締めた手を握りながら
振り向き笑顔で言った。