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第5章 月への道を

夕食を済ませ、ユウイチは帰った。

帰り際に子供たちを抱き締め
最後にりえを抱き締めた。

そして、唇にキスをした。

りえは驚いたがユウイチは笑って
手を振り帰っていった。

りえはユウイチの唇の感触にドキドキし
子供たちとお風呂に入って
子供たちを寝かしつけ
家事をしたが
下半身の疼きが治らなかった。

自分も布団に入り
子供にわからないように
自慰をしたが
疼きが止まらず

一晩中、悶々としながら
浅い眠りについた。



朝早くに目覚め
りえは朝食を作り
子供たちが起きる前に
家事も済ませた。

いつもよりゆっくり朝食を取り
いつもより早めに家を出てゆっくり歩いて保育園に行った。