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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
夕方になり、
ユウイチの息子のタクヤがやってきた。

倒れた時に知らせ
ただの過労だと知らせたが
親子なので心配をしたのだろう。

りえは双子を連れて帰ろうと準備をしている時だった。

タクヤはりえの子供たちを見て
自分にソックリだと気付いた。

「もしかして…」

タクヤはりえの子供が気になり
二人の名前を訪ねた。

「ユウヤとユウナ」

俺の子供?

見に覚えはたくさんある。

りえとの子供が出来ていたと思うと
嬉しかった。

今は自分の家庭はあるが
矢張りりえとの子供は嬉しかった。

誰にも事実確認はしなかったが
タクヤはユウヤとユウナは自分の子供だと勝手に確信していた。



タクヤは自分の父とりえの関係をまだ知らなかった。

知らなかったというより
自分の事で精一杯で父とりえの関係を疑うこともなかった。

ただ、嫁と舅の仲で助け合っていたのだと思っていたのだ。


タクヤはユウヤとユウナを抱き上げた。



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