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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
ユウイチは退院翌日から仕事を始めた。

溜まっていたものをざっと目を通し、優先してやる仕事から取り掛かった。

りえはユウイチの身体を心配したがユウイチは仕事に関しては聞く耳持たずで
仕事を続けていた。

りえはそんなユウイチをサポートするしか出来なく
食事や薬をきちんと摂らせていた。

夜も家に帰らず、ずっと事務所に寝泊りをしていた。


退院から1週間経ったときユウイチの様子をタクヤは見に来た。

物凄い勢いで仕事をするユウイチにタクヤは叱った。
一番大事なものを大切にしろと…
そう言い残し帰った。

帰る時、奥の応接室でタクヤはりえを捕まえ抱き締めた。

乳房を鷲掴みにし、激しいキスをした。

りえの身体に火がついた。

が…
どうすることもできずに
タクヤの車を見送った。


ユウイチはりえに優しかった。
毎朝のスキンシップも欠かさずにしてくれた。

でも時間に彼は追われ、仕事に入ると止まらなかった。

りえが、ユウイチを心配しても
ユウイチはりえに笑顔で「大丈夫、ありがとう」と言いキスをしたり、抱き締めたり、軽くセックスをしたりして、仕事を続けていた。

りえはそんなユウイチが好きだったので仕方が無く…
心配しながらも応援していたのだ。


ユウイチを心配しながら子供達を寝かしつけ
自分もベッドに入った。

昼間タクヤが乳房を鷲掴みした感触が残っていた。
悶々としながらもそのままりえは寝入っていた。

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