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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
りえは髪を乾かし、ボディクリームを塗り、化粧水を顔に塗り、軽いストレッチをしてから寝室に行った。

ユウイチは既にベッドの中で眠っていた。


りえはタクヤにつけられた
キスマークや歯形を見られなくて済むだろうと安心した。

寝室の電気を切り、眠っているユウイチの背中に抱きつきながらりえは眠りについた。


りえが寝入っている時に
ユウイチはりえの方に向きを変え
薄暗いオレンジの灯りの中でりえの寝顔を見つめていた。

寝顔も美しく
吸い込まれそうだった。

美しく優しい女をユウイチは
命ある限り守り愛したいと思った。


そして寝入って半開きの唇に
キスをし、舌を入れ
りえの舌に絡ませた。

りえの目は開き
ユウイチと目が合い
お互いに舌を絡ませながら見つめ合いながら
濃厚なキスをした。

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