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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
りえは婚姻届にサインをした。
そして養子縁組届けを出し、りえとタクヤは再び夫婦になり、子供達は、りえとタクヤが離婚した日にちの関係で、元からタクヤの実子になっていた。
引っ越しが決まった。
事務所は増築し、新井は小料理屋を板前に譲り、住み込みという形でお手伝さんとしていて貰うことにした。
りえはタクヤと離れに住み、りえの部屋は子供達が使う事になった。
りえはユウイチとの関係がどうなってしまうのか不安だった。
引っ越しの日の夜、タクヤの真っ白な部屋で
タクヤに激しく抱かれながら
ユウイチを想っていた。
「親父さん…」
タクヤの腕の中で眠っていたりえは
タクヤの匂いがユウイチの匂いと同じで
いつも一緒に寝ていたユウイチを呼んでいた。
りえは、ふと気付き起き上がり
誰の腕の中にいるのか確認した。
タクヤがぐっすりと眠っていた。
「間違えないようにしなくちゃ。」
りえはタクヤの腕をどけて
枕に頭を乗せ眠った。
そして養子縁組届けを出し、りえとタクヤは再び夫婦になり、子供達は、りえとタクヤが離婚した日にちの関係で、元からタクヤの実子になっていた。
引っ越しが決まった。
事務所は増築し、新井は小料理屋を板前に譲り、住み込みという形でお手伝さんとしていて貰うことにした。
りえはタクヤと離れに住み、りえの部屋は子供達が使う事になった。
りえはユウイチとの関係がどうなってしまうのか不安だった。
引っ越しの日の夜、タクヤの真っ白な部屋で
タクヤに激しく抱かれながら
ユウイチを想っていた。
「親父さん…」
タクヤの腕の中で眠っていたりえは
タクヤの匂いがユウイチの匂いと同じで
いつも一緒に寝ていたユウイチを呼んでいた。
りえは、ふと気付き起き上がり
誰の腕の中にいるのか確認した。
タクヤがぐっすりと眠っていた。
「間違えないようにしなくちゃ。」
りえはタクヤの腕をどけて
枕に頭を乗せ眠った。