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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
りえは部屋に入り、ソファにユウイチを座らせた。
辺りを見回し、添え付けのコーヒーセットを見つけると
ミネラルウォーターをポットに入れると、湯を沸かし始めた。

「お義父さん、私を避けてる?」
りえは、コーヒーをカップにセットしながら言った。

「そんな事ないよ。」
りえは、ユウイチの座るソファの前に立ち
ユウイチにしがみついた。

「お義父さん、私…」
ユウイチを見つめると、りえはユウイチにキスをした。
ユウイチは拒むように口を固く閉じていた。

りえは唇を離すとユウイチを悲しい顔をして見つめた。

ユウイチは視線を逸らせた。

りえはもう一度スキを見てユウイチにキスをし
舌をユウイチの舌に絡ませた。

ユウイチは舌に力を入れりえの舌も拒絶した。

りえはユウイチから離れ涙を目に溜めながら
沸いたお湯をカップに注いだ。

りえは落ちつこうとしていた。

「お義父さん、私を嫌いになったの?」
りえはユウイチに尋ねた。

「嫌いになんて…今でも愛してるよ…。娘としてね。」
ユウイチは答えた。

りえの目から涙が溢れ
嗚咽しながら泣いていた。

りえを悲しませているユウイチは胸が痛んだ。

りえの為なんだ…

「そんなだったら、養子にもなるんじゃなかったわ。タクヤ君と結婚なんてしなかった!」
りえは泣き崩れていた。

「りえの為、タクヤの為なんだ。」

ユウイチはりえを宥めた。


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