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Moon road〜月への道
第5章 月への道を
タクヤはユウイチの作ったこの家に越してきた。
あたたかな家だった。

子供達が眠った後に二人で夜道を手を繋ぎ散歩していた。
新井が提案してくれたのだった。

海から吹く風は少し肌寒くなっていた。

防波堤に二人座りながら、海を見ていた。
どちらからともなく唇を合わせ、お互いに触れ合っていた。

辺りは人影も無く月明りが二人を照らしていた。

「ずっとずっとタクヤくんを好きだったわ。でも私、自信が無くて…」
「俺はりえよりも先にりえを好きになっていたんだよ。ずっとずっと前からね。」

何度もキスをしながら、二人は愛を語り合っていた。

「ああ、タクヤくん…」
りえはタクヤにいやらしくキスをしはじめると
タクヤはりえの乳房を掴んだ…

キスから熱い息が漏れ出した。

タクヤの手はりえのフレアスカートの裾から
太腿を撫でだした。

りえは脚を少し開いた。

タクヤはパンティの中に指を滑り込ませると
「りえ…こんなに…」

りえからは熱い愛液が溢れ出していた。

「タクヤくんの顔を見るだけで、声を見るだけで、思い出すだけでいつも、溢れていたわ。」
タクヤを至近距離で濡れた瞳で見つめながら、りえは言った。

「俺も同じさ。りえを、思うだけで堪らなく愛しくて…ああ…りえ…」

タクヤは想いが溢れ出し、りえに濃厚なキスをした。
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