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リベンジ!
第10章 挨拶
「そんな淋しい事を言わせてしまったのは、お母さんのせいね…。


でもね…あなたがお腹にいると分かった時、お父さん本当に喜んでくれたのよ。


お父さんは、大学院を勧められるほど優秀な学生だったの。


教授にも、可愛がられてたから間違いなく院に進んで研究者への道に進むんだって周りの誰もが思ってた。


でも、私の妊娠が分かると大学院へは行かずに一般企業へ就職したの。


周りの人達は、引き止めたようだけど…お父さんは迷わなかった。


お母さんと結婚する為に…やがて生まれてくる新菜の為に就職を選んだの。

男らしくて、本当に素敵だった。

お父さんの決断のおかげで、新菜を産むことができた。

お母さん、お父さんと結婚できて本当に良かった。

心から幸せだった。

無事に生まれた新菜をはじめて抱っこした時には

『可愛いなぁ、俺の子は可愛いなぁ。』

って、涙を零しながら感動してたのよ。

あの時のお父さんの涙は、本物よ。

しぶしぶ結婚して産まれた子に、あんな綺麗な涙を零すわけない。

生半可な気持ちで、仕方なくなんてこと絶対ないからっ ‼︎

お父さんの気持ちが、変わったとしたら…お母さんのせいかもしれないわね。」



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