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第6章 リベンジ！

「新菜…舌だして…ほら…んん…甘いな。チュ…ん…チュく…ン…。」

淫らに舌を出し、絡ませ合いながら、隆盛と抱き合う。
隆盛の肌が恋しくなった。


「ねぇ…隆盛も脱いで。あたしだけ…恥ずかしい…。」

「ああ、そうだな…。」


白衣を脱ぎ捨て、シャツのボタンを一個一個外すのを、あたしはボンヤリと見てた。

隆盛の喉元、鎖骨、厚い胸板…。

隆盛って、こんな男らしかったかな？

昔は、もっとどちらかと言うと、華奢で少年から青年になりかけた身体つきだった…。

今は、どこから見ても…
大人の…男。

「隆盛って…こんな身体だった？」

「ははっ、何だそれ？
大学時代は、ラグビーしてた。
鍛えてたからな…。
何も考えられなくなるくらい…。

新菜も、昔よりおっぱい柔らかくなって、感じやすくなったな。誰に育てられたんだか…。なんか妬ける。」


「そんなコト…ないよ。
ねぇ…隆盛？
リベンジしたら、どうするの？
そしたらもう…終わり？」



あたしは、どうなってしまうのかな？
凄く…怖いよ。
何も考えられなくて、酷く息苦しい。

身体を繋げたら、昔に戻れる？
あたしは、どうしたいの…。

隆盛に出会いたかったのか
自分でもよくわからなかった。

突然の出会いと
急速な接近に、まだ戸惑っている。