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第6章 リベンジ！

「さぁ、どうなるんだろうな？怖いのは、俺も同じだ。そう思うと、一分一秒でも長く…こうしていたい…。
新菜が、俺を知って…また居なくなるんじゃないかって…。」


隆盛の苦しそうな顔を見て、隆盛も何か秘密があるんじゃないかって思った。


「隆盛…あたしは、居なくならないよ。
もう、離れたくない。
何を聞いても、逃げない。
だから…
隆盛も、あたしから離れていかないで！」




「新菜っ、俺はもう何処にも行かない。
そばにいる、約束だ！
新菜…忘れられなかった。愛してる。
ずっと言いたかった…。

この言葉は、
もう、新菜にしか使えない。
俺のそばにいて欲しい。
いや、何処にも行かせない。
ずっと一緒に居てくれ！」


隆盛は、右足を縛っていたベルトを外すと、あたしを抱き上げ隣の個室に入った。


消毒液の匂いがするベッドにそっと降ろすと、あたしと強く抱き合った。

さっきの言葉…本気なの？
信じていいの？
隆盛の気持ちが、あたしに融けるように沁みこんだ。

暖かい。
あたしは、愛されてる？
隆盛の素肌の温もりに縋り付きたくなる。


「さぁ、リベンジするよ？
俺だけを感じろ‼︎ 」