パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 真実の行方

空調が効いてきたのか、部屋が暖かくなってきた。


隆盛は、早いピッチでビールを飲み干すとあたしを見つめ、何か言おうとしてビールと共にゴクリと飲み込んだ。


一体何が言いたいのよ！


あたしも、負けないくらいのピッチでビールをグビグビと飲み干す。


さっき、抱きたいなんて言ってたのはどの口よ‼︎


アルコールの酔いに任せて、身体が淫らな欲を纏う。


隆盛は、あたしを抱く気はなくなったようだ。


期待させるだけ、煽っといて酷い男…。



黙々と、アルコールを摂取し続けて頭がフラリとする。

何も言い出さない隆盛に、燻った火があたしの中で燃えあがった。

不意に立ち上がり隆盛を見下ろすと、隆盛は驚いてあたしを見上げてた。




バンッ ‼︎




ソファーを叩くと隆盛にズイッと近寄った。

ソファーに手を突き、隆盛に詰め寄る。

ビクっと驚く隆盛の股間に、足の爪先を割り入れ撫でるように踏み付けた。

耳たぶを摘まんで齧り、シャツのボタンを一つ一つ外していった。


あたしの身体を、散々弄んでやっぱり捨てようなんて許せない！

あたしが、隆盛の身体を弄んで捨ててやるんだ！

あんたなんて、めちゃくちゃにしてやるんだから‼︎