この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
俺だけの女の子。
第2章 馨のファーストキスはレモンの味
馨はマンガを棚に戻すと、明らかに不服そうな顔をした。
その顔は俺がゲームに勝った時に見せる表情と一緒でつい笑ってしまう。
「航がしてるんならあたしもしてくる」
……は?
馨はベッドから降りると、カバンを持って俺の部屋を出ようとした。
その腕を慌てて掴む。
「し、してくるって何?そんな軽いのりでするもんじゃなくない?」
「じゃあ航は本気で好きな奴としたのかよ?」
あー、そう言われると痛いとこなんだけど……
夏休みの海でナンパした女子大生のお姉さんとだし?
連絡先とか交換したわけじゃないし?
むしろお互い暗黙の了解、みたいな?
「やっぱりな。だったらあたしが誰とやったって構わないだろ」
いや、構うでしょ。
男女差別とかするつもりはないけどさ、色々と女の子のが大変じゃん。
最初は痛いっていうし、相手がちゃんと避妊してくれるかどうかも心配だし。
けどそれを言って馨は納得してくれるだろうか……
痛いのなんか平気だとか言いそうだしなぁ。
その顔は俺がゲームに勝った時に見せる表情と一緒でつい笑ってしまう。
「航がしてるんならあたしもしてくる」
……は?
馨はベッドから降りると、カバンを持って俺の部屋を出ようとした。
その腕を慌てて掴む。
「し、してくるって何?そんな軽いのりでするもんじゃなくない?」
「じゃあ航は本気で好きな奴としたのかよ?」
あー、そう言われると痛いとこなんだけど……
夏休みの海でナンパした女子大生のお姉さんとだし?
連絡先とか交換したわけじゃないし?
むしろお互い暗黙の了解、みたいな?
「やっぱりな。だったらあたしが誰とやったって構わないだろ」
いや、構うでしょ。
男女差別とかするつもりはないけどさ、色々と女の子のが大変じゃん。
最初は痛いっていうし、相手がちゃんと避妊してくれるかどうかも心配だし。
けどそれを言って馨は納得してくれるだろうか……
痛いのなんか平気だとか言いそうだしなぁ。