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俺だけの女の子。
第2章 馨のファーストキスはレモンの味
「な、べ、別に航としたいわけじゃねえよ!だだだ誰とセックスしたって構わないって言ってんだろ!文句ばっか言ってねえでさっさとヤれよ!」
わ、俺、今すっごく貴重なもん見てるかもしんない。
あの馨が赤くなってるんだけど!
え、つか何?
ってことは馨は俺のこと好きなわけ?
え、マジで!?
「じゃあ馨、とりあえずベッドに座って?」
にわかには信じがたいその出来事に俺は小さく深呼吸しながら馨をベッドに座らせた。
これが馨という特種な生き物でなければすぐにでもお付き合い&即効エッチに持っていくところなんだけど。
「馨さ、俺と付き合う?」
「……は?何でだよ」
うん、ですよねー。
付き合う=エッチという構図が馨にはないよねー。
どう言えばいいのか分からず途方に暮れた。
残念ながら俺は百戦錬磨のイケメン男子ではなく、レベル3くらいのダメダメ勇者だからだ。
「は、早くしろよ。こういうの慣れてなくて恥ずいんだよ!」
ちょっと俯き加減で恥ずかしそうに悪態をつく馨。
……俺、もうダメ。
今ので鼻血でちゃう。
わ、俺、今すっごく貴重なもん見てるかもしんない。
あの馨が赤くなってるんだけど!
え、つか何?
ってことは馨は俺のこと好きなわけ?
え、マジで!?
「じゃあ馨、とりあえずベッドに座って?」
にわかには信じがたいその出来事に俺は小さく深呼吸しながら馨をベッドに座らせた。
これが馨という特種な生き物でなければすぐにでもお付き合い&即効エッチに持っていくところなんだけど。
「馨さ、俺と付き合う?」
「……は?何でだよ」
うん、ですよねー。
付き合う=エッチという構図が馨にはないよねー。
どう言えばいいのか分からず途方に暮れた。
残念ながら俺は百戦錬磨のイケメン男子ではなく、レベル3くらいのダメダメ勇者だからだ。
「は、早くしろよ。こういうの慣れてなくて恥ずいんだよ!」
ちょっと俯き加減で恥ずかしそうに悪態をつく馨。
……俺、もうダメ。
今ので鼻血でちゃう。