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俺だけの女の子。
第10章 馨の高梨誘惑作戦
目立つのあんまり好きじゃない?
ってことは地味な感じで昔から馨を知ってて……
え、一人しか思い浮かばないんだけど。
「ま、そんな大事にはなんないだろうから言うけど。影田だよ」
……やっぱり。
俺は影田の目が隠れるほど長い前髪を思い出した。
「小学生の頃はさ、あんな髪型もしてなかったし、アニメにもそこまでハマッてなかったんだぜ?けど高梨が自分よりモテるからって虐めてて、そういうのが嫌になっちゃったんだろうな……」
あの前髪の奥にはどんなイケメンな顔が存在してるんだろうか。
何だか想像するだけで怖い。
「影田と付き合おうとか思わなかった?」
敢えて聞いてみた。
多分今聞いとかないとずっと聞けなくて悶々としそうだったから。
だけど、俺は早くも聞いて後悔した。
俺の言葉に頬を染めた馨。
俺のこと好きって言うから安心してたけど、これ、もしかするともしかするんじゃない?
「だ、そ、そんな、つ、付き合うとか、簡単には決めれる問題じゃねえだろ!わ、航にも、言われた、けどさ」
……ん?簡単には決めれない?
そうかな。軽く考えていいとは思わないけど、そこまで考えることでもないと思うけど。
ってことは地味な感じで昔から馨を知ってて……
え、一人しか思い浮かばないんだけど。
「ま、そんな大事にはなんないだろうから言うけど。影田だよ」
……やっぱり。
俺は影田の目が隠れるほど長い前髪を思い出した。
「小学生の頃はさ、あんな髪型もしてなかったし、アニメにもそこまでハマッてなかったんだぜ?けど高梨が自分よりモテるからって虐めてて、そういうのが嫌になっちゃったんだろうな……」
あの前髪の奥にはどんなイケメンな顔が存在してるんだろうか。
何だか想像するだけで怖い。
「影田と付き合おうとか思わなかった?」
敢えて聞いてみた。
多分今聞いとかないとずっと聞けなくて悶々としそうだったから。
だけど、俺は早くも聞いて後悔した。
俺の言葉に頬を染めた馨。
俺のこと好きって言うから安心してたけど、これ、もしかするともしかするんじゃない?
「だ、そ、そんな、つ、付き合うとか、簡単には決めれる問題じゃねえだろ!わ、航にも、言われた、けどさ」
……ん?簡単には決めれない?
そうかな。軽く考えていいとは思わないけど、そこまで考えることでもないと思うけど。