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俺だけの女の子。
第10章 馨の高梨誘惑作戦
「そんなこと言ったら俺なんてどうするんだよ。今まで同時に二人と付き合ったこと、何回もあるんだけど?」
山田の言葉に馨のこめかみがぴくぴくと動く。
「……それ、本当か?」
「え?あ、んー、どうだったかなー?」
不穏な空気を察知したのだろう、山田は慌てて誤魔化したけどどうだろうか。
「お前なあ!付き合うってことは、結婚前提ってことだぞ!それを同時に二人と付き合うなんて!」
……ん?まてまてまて。
付き合うイコール結婚前提?
馨のそのひとことに、俺は全てを把握した。
とどのつまり、全ての元凶は馨の兄貴たちだ。
山田の言葉に馨のこめかみがぴくぴくと動く。
「……それ、本当か?」
「え?あ、んー、どうだったかなー?」
不穏な空気を察知したのだろう、山田は慌てて誤魔化したけどどうだろうか。
「お前なあ!付き合うってことは、結婚前提ってことだぞ!それを同時に二人と付き合うなんて!」
……ん?まてまてまて。
付き合うイコール結婚前提?
馨のそのひとことに、俺は全てを把握した。
とどのつまり、全ての元凶は馨の兄貴たちだ。