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俺だけの女の子。
第2章 馨のファーストキスはレモンの味
「あ、明日だぞ?明日は絶対だからな!」

やはり急すぎたのだろう。
馨は『明日』の提案をすんなり受け入れた。
何だか名残惜しくて乳首をきゅっと摘まんで、親指で扱いてみる。

「やあっ、あっ、あっ、わた、わたるっ……?な、急にっ、どうし、ああっ、そこ、やだっ、」
「馨」
「んっ、な、何だよっ、んぅっ、あぁっ、」
「乳首気持ちいいって言ってみて?」
「……ばっ!バカじゃねえの!?あっ、いやだっ、そんな、強くっ……」

だってホントに明日できるかどうか怪しいし。
あと一品くらいオカズを足しときたい。

「ほら、言わないと辛くない?」

先っぽを摘まみ、左右に捻る。

「いやっ、いやだっ、そんな恥ずいこと、言えるかっ、あっ、あぁっ、」

先端は充血したように赤く染まってきた。

「言ってくれたらすぐやめるよ?」

にっこりと笑い、努めて優しく説得する。

「ふあっ、ほ、ほんとにっ、ああっ、ん……やめて、くれるんだな……?」
「うん」

恥ずかしいのだろう。
目をぎゅっと瞑りながら馨が口を開いた。
その恥ずかしがる姿も興奮するということを、きっと馨は知らないだろう。

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