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俺だけの女の子。
第3章 昨日のリベンジは教室で
でもだからと言ってここまでしなくても良かったんじゃないかと思う。
制服はともかく男物の服を着せ、男言葉を使わせ、態度も男っぽくさせて、確かに害虫は寄らないけれど何だかいろんな意味で間違った方向に向かっている気がするから。

「何でそんなに俺のこと毛嫌いすんの?」

そういえば影田と二人で話すなんて初めてだと気付いて、気になっていたことを聞いてみた。
確かに俺は馨と仲が良くて、馨のファンである影田が嫌うのはもちろん分かるんだけど。
でも馨と仲のいい奴は他にもたくさんいて、そいつらのことはそれほど目の敵にしていない気がするからだ。

「馨ちゃんのことをバカにした男に似てるからだ」
「それってもしかしてお化け屋敷の話?」

昨日の馨との会話を思い出してそう質問すると、影田が顔を上げた。

「……馨ちゃんに聞いたのか」
「って言っても昨日な。俺も多分そいつのこと嫌いだわ。会ったことないけど。ってかそんなに俺の顔似てんの?」
「……いや、名前が」

名前かよ!
いや、顔が似てるよりいいんだけどさ。
名前が似てるから嫌われたのなんて初めてなんだけど。

「……でもそうか。お前は違うんだな」
「違うって何が?」
「あいつは最初は馨ちゃんに気がある振りをして、最後に酷いことを言った。だからお前もそうなんだと思ったんだ」

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