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俺だけの女の子。
第5章 馨の敵と初体験
「そりゃ、今でこそあんなんだけど。昔は結構隠れファン的な奴も多かったんだぜ?あたしの場合もそんな感じだし」
「……ホントに今は好きじゃないの?」
「そ、そりゃあ……き、嫌いではないけどな。どっちかって言ったら、す、好きかも……しれないけどさ」
……これはもしかしてヤバいんじゃないだろうか。
俺の思惑を遥かに越えたこの展開。
やっぱ今のうちに馨とヤッといた方がいいのかもしれない。
だってさ、もし二人が盛り上がっちゃたら俺なんて脇役じゃん?
高梨に彼女がいることも、ある意味恋のスパイス的な感じになるわけで。
あーでもなあ……俺、一回ヤッたらそれこそ諦められなくなりそう。
「ってそんな話はどうでもいいんだよ!あいつができたことがあたしにできないなんてそんな話絶対許さねえ!」
つまりそれは嫉妬って奴だな。
そうか。そうか。
よくあるパターンだよな。
気付かないうちに心ん中で好きな人のことが大きくなっちゃうパターンだよな。
や、マジでどうしよう。
……俺じゃないと感じないくらいにテクニックを駆使するとか?
いやいや、そんなテクあったら迷ってないでさっさとヤッてるっつうの。
「……ホントに今は好きじゃないの?」
「そ、そりゃあ……き、嫌いではないけどな。どっちかって言ったら、す、好きかも……しれないけどさ」
……これはもしかしてヤバいんじゃないだろうか。
俺の思惑を遥かに越えたこの展開。
やっぱ今のうちに馨とヤッといた方がいいのかもしれない。
だってさ、もし二人が盛り上がっちゃたら俺なんて脇役じゃん?
高梨に彼女がいることも、ある意味恋のスパイス的な感じになるわけで。
あーでもなあ……俺、一回ヤッたらそれこそ諦められなくなりそう。
「ってそんな話はどうでもいいんだよ!あいつができたことがあたしにできないなんてそんな話絶対許さねえ!」
つまりそれは嫉妬って奴だな。
そうか。そうか。
よくあるパターンだよな。
気付かないうちに心ん中で好きな人のことが大きくなっちゃうパターンだよな。
や、マジでどうしよう。
……俺じゃないと感じないくらいにテクニックを駆使するとか?
いやいや、そんなテクあったら迷ってないでさっさとヤッてるっつうの。