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俺だけの女の子。
第5章 馨の敵と初体験
「……お前も結局高梨と一緒かよ」
ぼそっと呟かれたその言葉に振り返ると、俺の少し後ろで地面を見つめる馨の姿があった。
強い秋の風に吹かれて馨の短い髪がさらさらと流れていく。
「馨……?」
「航だって本当は思ってんだろ?あたしなんて一人で枯れていくような女なんだって。あたしじゃ勃たねえんだろ?だからあたしとセックスしねえんだろうが!」
ブチッと何かが切れる音がした。
その後のことは途切れ途切れにしか覚えてない。
馨が叫ぶのも構わず手を引っ張って、気付いたら俺の部屋、俺のベッドで俺は馨を組み敷いていた。
「……本当にこんなんでヤッていいの」
「い、いいに決まってんじゃん。……ってかどうしたんだよ。そんな怒るの初めてじゃん」
そりゃ怒るだろ。
ってか怒らない方がおかしいだろ。
自分を大事にしてないことにも腹立つし、俺を高梨と一緒にしたことにもイラつくし。
プチプチと無言でシャツのボタンを外した。
相も変わらず白いスポブラも、今は何にも感じない。
「……なあ、何でそんな怒ってんの?」
「……馨はさ、男を知らなすぎるんだよ」
スポブラを押し上げ小さなピンクの突起を空気に晒す。
俺は馨の体に覆い被さると、それに吸い付いた。
ぼそっと呟かれたその言葉に振り返ると、俺の少し後ろで地面を見つめる馨の姿があった。
強い秋の風に吹かれて馨の短い髪がさらさらと流れていく。
「馨……?」
「航だって本当は思ってんだろ?あたしなんて一人で枯れていくような女なんだって。あたしじゃ勃たねえんだろ?だからあたしとセックスしねえんだろうが!」
ブチッと何かが切れる音がした。
その後のことは途切れ途切れにしか覚えてない。
馨が叫ぶのも構わず手を引っ張って、気付いたら俺の部屋、俺のベッドで俺は馨を組み敷いていた。
「……本当にこんなんでヤッていいの」
「い、いいに決まってんじゃん。……ってかどうしたんだよ。そんな怒るの初めてじゃん」
そりゃ怒るだろ。
ってか怒らない方がおかしいだろ。
自分を大事にしてないことにも腹立つし、俺を高梨と一緒にしたことにもイラつくし。
プチプチと無言でシャツのボタンを外した。
相も変わらず白いスポブラも、今は何にも感じない。
「……なあ、何でそんな怒ってんの?」
「……馨はさ、男を知らなすぎるんだよ」
スポブラを押し上げ小さなピンクの突起を空気に晒す。
俺は馨の体に覆い被さると、それに吸い付いた。