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俺だけの女の子。
第6章 澤田の恐ろしい技術と馨の変貌
……すいません。
萌えてました。

「あんたに言った私がバカだったわ」

俺を一瞥すると澤田はでっかいカバンらしきものを取り出して、いろんな道具を出し始めた。
母さんが化粧してるところなら何度か見たことはあるけれど、こんなに道具は持ってないと思う。
未知の世界だな、なんて思いながらも澤田の器用な手先を見つめた。

「ちょっと濃いめにするわね。バレないように」

メイクなんて、と化粧をバカにしたことはないけれど、正直ここまで人が変わるなんて思わなかった。
馨は馨だし、もしメイクした馨に街中で会ったとしても俺なら絶対に分かるという根拠のない自信まであったのに。

「……女って怖いな」

そう呟いてしまうほどビフォーアフターが激しい。
瞼にのせられたピンク色も、濃い睫毛も、つやつやの唇も、馨じゃないみたいだ。

「どう?別人に見える?」
「……どっからどう見ても別人だよ」
「でも可愛くなったでしょ?試しに二人で学校の周り散歩してみなよ。絶対バレないから」

澤田の言われるがままに二人で学校の近くの道を歩いた。

ってかもし声かけられたらどうすんだよ。
さすがにしゃべり方とか声は馨だぞ?



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