この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
俺だけの女の子。
第6章 澤田の恐ろしい技術と馨の変貌
俺の心配をよそに、澤田に「絶対にいつものような歩き方しないでね」と念を押されたからか、隣を歩く馨は真剣な顔で前を見ている。
何かそれはそれで不自然なんだけど。

「な、このまま航んち寄っていい?」
「いいけど何で?」
「この顔で帰ったら兄貴たちが倒れそうだから」

あ、納得。
しかも倒れるだけじゃ絶対済まないしな。
彼氏ができたんじゃないかって大騒ぎになるわ。

「な、ちょっとは可愛いか?」

意識してるつもりはないんだろうけど、身長差もあって上目遣いになった馨に、俺はあろうことか半勃起ちした。
こんな公衆の面前で。
けど今のは馨も悪い。
上目遣いでそのセリフはダメだろ。

「やっぱ変?」
「い、いや……か、可愛いと思うけど」
「じゃあムラムラする?」
「……え?」
「ムラムラするかって聞いてんだよ」

いや、するよね?
普通するよね?
好きな女の子が可愛いカッコしてたらムラムラはしちゃうよね?
俺、間違ってないよね?

「……ごめんなさい。ムラムラします」
「ふーん。じゃ、今日もしようぜ?」
「何を?」
「何ってセックスに決まってんじゃん」

今の流れでどうしてそうなったのか全然理解できなかった。
ただ分かるのは期待してしまう情けない俺の心情だけだ。

/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ