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俺だけの女の子。
第6章 澤田の恐ろしい技術と馨の変貌
「せ、セックスって本気で?」
「何だよ。やっぱり嫌なのかよ?
「違うけど。ほら、膜は破れたわけだからさ……」

同じ制服を着た奴らがチラチラとこちらを伺う視線に気づく。

何か嫌だな。
知り合いに会って面倒なことになるのもそうだけど、いつもなら馨を振り向く人なんてそんないないのに、こんなに注目されてるとやっぱ焦る。
いつかは自分から綺麗になりたいと思う日がくるかもしれない。
そうなったら俺も、馨の兄貴ですらこんなふうに他の男からの視線を塞ぐことなんかできないんだな。

「だって麻希がたくさんしないと女らしくなんないって言うしさ」

あーもう、澤田はホント馨をどんな女にしたいんだよ。
可愛くなったのは確かだけど、自分を基準にするのはやめて欲しい。
馨が一ヶ月毎に彼氏変えるとか見たくないんだけど。

「澤田の言うこと真に受けない方がいいんじゃない?馨がしたければしたらいいし、したくなければしなくていいと思うし」
「あたしは航とセックスしたいけど?ってか昨日も言っただろ。あたしは航がいいんだって」

それは俺のことを好きだから、と受け取っていいんだろうか。
でもこの前「付き合う?」って聞いたら「何でだよ」って言われたし、馨の基準が全然分からない。

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