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第6章 澤田の恐ろしい技術と馨の変貌

「あっ、やっ、航っ……」

甘い声音で俺を呼ぶ声。
下半身がずくん、と疼く。
噛むのをやめて今度は力いっぱい吸うと、馨の背中が小さく反り返った。

「ああっ……んっ」

白い膨らみを兄貴に見られることはさすがにないだろうと、俺はそれに紅い花を咲かせながら、時折ピンクの蕾を吸い上げる。
固くなりながらも卑猥な紅に染まる蕾をいやらしくねぶり、馨に見せつけた。

「ああっ、やら、しい…っ」
「何言ってんだよ。いやらしいのは馨のほうじゃん。こんなふうに誘ってさ。もしかして澤田に仕込まれたんじゃないの？」
「やっ、あっ、麻希は、そんなこと、しない…っ」
「じゃあ馨が淫乱なんだな。こんなふうに俺のこと誘ってさ。こんなに可愛くなったんなら俺じゃなくてもヤッてくれるよ？」

反論しかけると紅い蕾を吸い、言葉を吐息に変えてやった。
言葉が宙をさまよい、空気の中に溶けていく。

「やあっ、あっ、淫乱じゃな…っ」
「ホントに？こんなに濡らしてんのに？」

馨の膝を掴み、左右に開いた。
割れ目は俺を誘うように濡れて潤っているのが見える。

「み、見るなぁ……っ」
「ほら、こんなにぐちゅぐちゅになってんのに」

指で濃いピンクの割れ目の周りをなぞった。
少し触れただけでひくひくと肉が震えるのが見える。