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俺だけの女の子。
第7章 図書館で秘密の情事
「どうしたんだよ!もしかして有川めぐみがトイレから出てきたのか?」

馨が小声でそう話しながら俺の顔を覗きこむ。

……あ、忘れてた。

ラインを開くと『有川がトイレから出てきたわよ』とちょっと前に入っていたのを見て、俺は『緊急事態だから馨と外に出る』とだけ澤田に返した。

「……もしかして」

続く馨の言葉にドキッとする。

そりゃそうだよな。
こんなヤキモチ、さすがの馨も気付くよな。
昨日あんなに決心したのに、協力するって決めたのに。
何で俺の意志ってこんな軟弱なんだろう。

馨が俺を見て、ちょっと照れたように笑う。

これがゲームとかならハッピーエンドのパターンなんだろうけれど、残念ながらこれは現実だ。
そんな『実は私も……』なパターンは用意されていない。


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