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秘密の香り
第15章 秘密の毒
日曜の午後…


圭吾さんは何をしているだろうか…



私は深呼吸をして
圭吾さんへ電話をかけた


出ないかな…


そう思った瞬間

「もしもし?」

優しい声が耳に響く

「桃香ちゃん?」

「突然ごめんなさい…」

「いや…嬉しいよ」

「電話大丈夫?」

「はい…あの…今日は忙しいですか?」

「忙しくないよ、桃香ちゃんは?」

「今から…会えませんか…?」



駅に着くと
改札の外で
圭吾さんが待っていてくれた


「ありがとうございます…」


「来てくれてありがとう」


そう言うと
私の手をとり歩き出した…


マンションのエントランスを通り
エレベーターに乗ると
握っていた手が離れ
指を絡めるように
手を撫でられ


私はそれだけでうっとりとし
愛液が秘部を濡らしていくのを感じた


エレベーターを降り
玄関のドアを開けてもらい
部屋の中へと入ると


気持ちを抑えられず
圭吾さんに抱きついた…。


























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