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秘密の香り
第16章 秘密の重み
敦を起こし寝室へと一緒に向かう


「お風呂入ってくるね…」

「ん…おやすみ…」

私は携帯と着替えを手にして
寝室を後にした


脱衣所の床に座り込み
圭吾さんへのメールを打つ…


『こんばんは。

今週の土曜か日曜はお忙しいですか?』


すぐに返信は来なかった


私は諦めて
お風呂へ入り
丁寧に体を洗った


週末…会えたらいいな…


1時間程、ゆっくり入り
濡れた体にボディクリームを塗り込む


手を拭き携帯を見るが
返信も着信もなかった


もう…寝ちゃっているのかな…


化粧水や乳液をつけ
髪を乾かす


携帯を手に取り
溜息をつく…


その晩はなかなか寝付けず
何度か携帯を手に取るが
連絡はなかった


朝には連絡がきていますように…


「…香…桃香…」


「んっ…」


朝日が差し込む寝室


「おはよ」

スーツに着替えた敦に起こされる


「やだ…寝坊しちゃった…おはよう」


「朝ごはん、食べよ?」


「うん、すぐ着替えるね…」


「うん」


敦がリビングに行ってから
携帯を開く


圭吾さんからはまだ連絡がなかった…



暗い気持ちで着替え
お義母さんの作った朝食を食べ
敦を見送った




















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